4.1 桐原勇人★BV Banzai「オーストラリアは人が良い」

桐原です。

おとといオーストラリアから帰国しました。
今回はアデレードに行ったのですが、
住んでもいいくらいオーストラリアが好きになりました。

前回は2年前にシドニーに長くいたけど、
正直それほど好きな場所とは思わなかったのですが。
田舎だから良かったのかもしれませんがまず人が良い。

さて久しぶりに臨んだワールドツアー。
数チームまだ出てこないチームはいたけれど、
アメリカもいてかなりレベルの高い大会になったと思います。

今大会だけはなぜかスケジュールがダブルジェンダーコンバインドフォーマット
とかっていうので行なわれ、男女とも同じ日程で二日にわたって予選が行なわれました。
ちょうど予選の日は物凄い強風でときどき雨が降る始末。
非常に難しいコンディションではありましたが、
でも負けたのは天候のせいでは全くありません。

でもラッキールーザーがあって運よくクジに当たって試合が多く出来た。
今回はそれが大きいと思います。

ボールゲームにおけるボールコントロールスキルというものは
見ればわかるので比較的評価がしやすいものであり、
それを向上させること自体は非常に簡単です。
その点で我々がこのシーズンオフに日本でやってきたことが確立されつつあることは
オーストラリアに来た当初からわかっていました。

ただ、私個人的にはこの部分というのはビーチバレーのうちだいたい50%くらい、
いやあるいは33%くらいかもしれないといつも思っているので、
それ以外の部分がこのオーストラリアのワールドツアーでしかつかめない部分だと
私はこの大会を捉えていました。
多分ですが、このへんは選手的発想と指導者的発想では違いがあって
選手とは捉え方が若干違うかもしれません。

まあ、ともかく私が思うに実はこのチームはスキル以外の部分に最大の持ち味があって、
その部分をつかんで帰ってきたことが今回最大の収穫だと思います。
オリンピックランキングに100ポイント上乗せできたこともラッキーですけどね。
3月のシーズン最初の大会でここまで来れば予定の範囲内だと思います。

あとは4月にまだ少し時間がありますから、
スキルの部分でもう少しブラッシュアップ、
いや私の言い方だともう少し掘り下げていければと思います。
やるべきことはものすごくはっきりしたという意味でも良い大会でした。

あとは、今回女子の本選も見る機会がありました。
佐伯・楠原チームはちょうど我々と違う時間に試合をしていましたので。
私は詳しいことはわかりませんが、今回は中国、ギリシャという上位のチーム、
というか彼女たちが今後倒すべきチームとちょうどやれたのではないでしょうかね。

そういう意味では結果負けましたが昨年とはプレーの質が違う印象がありました。
自分達よりも高さのありそうなチームに対しての戦い方が見えてきたように思います。
男子同様4月にまだ時間がありますから今大会を踏まえての調整に期待ですね。

ところで今週いよいよJBVツアーも宮崎で開幕します。
前にも言ったかも知れませんが私はこの大会特に予選が好きです。
実力が伯仲していて選手達の熱気が伝わってくるからです。

代表チームのコーチという仕事に加えて
この大会に関われるのはまた贅沢な幸せだと思っています。
今年もどんな大会になるか楽しみにしています。


(ビーチバレーバンザイ!#178 桐原 勇人)