2.6 UPDATE ◆レイラ/サンドラ結成

ブラジル女子のレイラ(バロス)とサンドラ(ピレス)が
五輪予選にチャレンジするために新チームを組むそうだ。

サンドラはビーチバレーが初めてオリンピック種目になった
アトランタ五輪でジャッキー(シルバ)と組んで
金メダルを獲得した名選手。
ジャッキーはブラジル女子の“キライ”
(20世紀最高のバレーボーラー)とも呼べる
世界女子ビーチバレーのリーダーだが
当時の2人は歳こそ違え瓜二つだった。

そのサンドラは続くシドニー五輪でも3位に入り
世界で2人しかいない
「ビーチバレー五輪メダルを2つ持っている選手」となった。
(もう1人はアトランタ銅、シドニー金
 オーストラリアの女王ナタリー・クック。
 さらにナタリーはアテネ五輪で惜しくも4位、
 前人未到の3大会連続メダルにあと一歩及ばず。
 サンドラも5位でこちらも惜しい。
 通算五輪勝利記録13勝を持っているのがナタリー、
 続いてサンドラが12勝を挙げている)。

3大会連続で五輪に出てしかもまだ34歳、
そのサンドラと組むレイラはインドアの名選手、36歳。
アトランタ五輪、シドニー五輪で
ブラジルインドア女子チームを連続銅メダルに導いた
立役者の1人である。

ビーチではここのところずっとアナ・パウラと組んでいて
最高位は昨年4位、一昨年は優勝もした。
サンドラはレイラと組む前のアナ・パウラと組んでいて
その後はアガサと組み、06年はディアスという選手と
1大会のみの出場、そして何と去年は大会に出場していない。

ということで完全に“五輪を目指したカムバック”のサンドラ、
そのサンドラと組んでラストチャンスに懸けるレイラ。
今年予選はまだ12大会残されているから
他の国でもこういう新しい組み合わせでチャレンジしてくる
強豪チームは多々あるだろう。

五輪が近づけば近づくほど
勝ち抜くのが厳しくなって来る理由は
こういうところにある。
そして気になるのはアナ・パウラの行方。
彼女は果たして誰と組むのだろうか?


(UPDATE 3612 針谷 和昌)