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9.18 YY山本ゆうじ@朝日/白鳥4大会制覇,佐伯/楠原2連覇 |
ファイテンJBVツアー第4戦お台場大会は上記の通りの結果となった。 最終日まで人気の浅尾・西堀ペアも残り会場は満員。女子はフルセットの 末に昨年の同ツアーチャンピオン田中・小泉を破った佐伯・楠原が僕の勝 利インタビューの際に涙を見せる。「これまでいろいろあったから」(佐 伯)両選手とも一度は引退を考えた末の現役復帰。しかもこれまで違うペ アで昨年末から組み始め今年はワールドでも絶好調。11年目、10年目 のベテランに涙を流させるほどビーチバレーの完成度はいかに大変かを物 語る。佐伯の高速スイングはさらに強烈。しかもレシーブもほぼノーミス で上げてくる。楠原のブロック、スパイクも良しとくれば、負ける要因が 無い。ただし灼熱の中の戦いだ。集中力、体力共に低下し失点もある。ま してや相手は昨年チャンピオンの田中・小泉だ。そう簡単にはいかない。 しかし「今年は国内、海外でも基本練習を怠らない」(佐伯)というよう にボールの取りこぼしが少ない。ここがきちっとできれば、インドア、ビ ーチ(オリンピック)で世界を知っている佐伯自身の攻撃パターンは威力 を増す。さらに高速で角度が無いスパイクはもちろん楠原の安定したトス があるからで、勝敗を左右するのはやはり大舞台の経験、ビーチの経験な のだろう。実況していて佐伯のスパイクが早くて何度、すぐに声を出した くなったことか?2000年のシドニー出場の際の、いやあれ以上の進化 を見せつける佐伯のプレイは凄い。 一方、男子は朝日・白鳥が1セットも落とさずに完全優勝だった。今年 さらにスパイクがワイドになった朝日に聞いてみると「ワイドだけでは世 界ではブロックに止められてしまう。それからさらにどう攻撃していくか が課題。あとは、連戦の中でいかに最期までパフォーマンスを落とさない かなんです」しかしインドア時代から早いトスから速攻を多く打っていた 朝日が広角のスパイクを習得したことが大きな自信になっていることは間 違いない。「いやあ、ビーチは時間がかかるよ」と、照れながら笑う朝日 はさらに進化を見せてくれる。試合中も常に声を出す朝日だが決勝戦2セ ット目立ち上がりからいつも以上に大きい声で「ここは大事なセットだ、 集中、集中!」と気合が入っていた。相手はセット(トス)の安定度が男 子NO.1の森川で、ニューペアの西村も広角にガンガン打ってくる。朝 日はクロスに構えながらも瞬間にストレートに変える早い動きで相手の攻 撃を封じ込めた。白鳥のレシーブも相変わらず超人的でこの2人がコート に入るとコートが小さく見えるほどに攻守に無駄な動きが無くこれが世界 のプレイなんだなあ、改めて思う。 都心の摩天楼をバックにカラフルなビーチバレーとのコンビネーション。 観客の声。 トップレベルの試合に観客も思わず応援、拍手、悲鳴、溜息の連続だっ た。この自然なリアクションがいい。プレイを見ればその超人的なプレイ に絶対に酔いしれるはずなのだ。こうした一体感がある限りビーチバレー はまだまだいける、DJはそうした雰囲気をつなげるだけでいい。そう確 信した最終日のDJだった。 (SPORT DJ 山本ゆうじ#36) |