|
9.18 桐原勇人★BV Banzai「深い穴を掘る」 |
桐原です。 JBVツアー第4戦もなんとか終わりました。 競技運営部長をやってる私としては いろいろと皆さんにご迷惑をおかけして 本当に申し訳ないです。 今年もあと福岡を残すのみ、頑張ります。 それにしても女子決勝は本当にいい試合でした。 気持ちが入っていて、本当にどちらが勝ってもおかしくない好ゲーム。 もちろん他の選手も予選から本選にかけて 試合数も多いにもかかわらず、 本当に集中したゲームをしてくれていると思います。 全ての選手のみなさんには本当に感謝です。 男子は結局朝日・白鳥が優勝しました。 準決勝は2セット目を取れればあるいはと思いました。 特に渡辺選手が狙われている山本選手をうまくリードして ゲームを作っているという印象を受けました。 コーチとしての視点で見れば、 白鳥も言っていましたが朝日・白鳥の状態は今非常に悪いです。 それでも勝つというのは大事なことで、本人達も悪いのはわかりつつ 勝負というものに対して特化して集中しているのだと思います。 なので技術的に勝つ要員となっているのは、 先日のお話にあったいわゆる「革命」的な部分で貯金があるだけでしょう。 「王道」を求めて「革命」と言われる、なんか変な話ではありますが。 日本のスポーツ全体を意識したことがないのでなんとも言えませんが、 要するにやってる本人達は淡々とやるべきことをやっているだけなのです。 そしてやっていることは非常に基本的なことだと思います。 穴を掘るみたいなもんですよ。 大きな穴ではなく深い穴を掘ってます。 確かにある程度の大きさにしないと深くは掘りにくい。 でもはじめから大きな穴を掘ろうとしすぎると仕事量に無駄が発生します。 わかりにくいかな? バレーに戻すと技術的に言うと穴の大きさはスキルの種類の多さ(幅)、 穴の深さはひとつのスキルにおける精度の高さ、追究度(深さ)ですかね。 スポーツである局面を打開しようとか、あるレベルを打破しようとしたときに よく考えられがちなのは幅方向の考え方です。なぜなら見た目でわかりやすい。 一生懸命やっている感じがするんです。だから指導者も陥りやすい。 しかし細かくて言われないと見えないようなことかもしれないですが、 いろいろなことはできなくても基本的なことが深く追求されているほうが、 実は短期的に見ても結果に結びつきやすい、これが私の考え方です。 もちろん最終的には深くて幅が広いことを目指します。 しかし、スポーツにおける順番はまず深さを追究しないと幅が広がらない。 今はその過程にいるということです。そうしないとプレーの幅は広いつもりが、 あるレベルでは急に通用しないということが起こってしまいます。 これは指導者としても非常に勉強が必要な方法でもあります。 体系的に物事が捉えられていないと多分選手も指導者自身も不安になります。 そうすると安易にいろいろなことをやりたくなってしまうのです。 どのタイミングでどれくらいの幅を広げていくか、 これが非常に重要な判断ってことですね。 また長くなっちゃいました。 ではまた。 (ビーチバレーバンザイ!#172 桐原 勇人) |