11.19 UPDATE ◆流れを読んで流されない

昨日は高校生のバレーの試合をじっくり見た。
じっくり見たのは3セットマッチを3回だった
(結果的にいずれも2セットで終わった)が
関心のある試合の合間にたくさんの試合が組まれていたので
朝9時半から会場にいて4時過ぎまで都内のとある体育館に居続けた。

家に帰って来て今度はテレビで
ワールドカップバレー男子日本初戦のチュニジア戦を見た。
こちらは途中から見たが緊迫していて
結局フルセットの試合を見続けることになった。

生だろうがテレビだろうが
高校生の試合だろうが五輪がかかった国際試合だろうが
バレーボールを見ていると感じるのは
チームの勢いには「流れ」があってそれが一瞬にして変わるということ。
そしてチームのコンビネーションは本当に微妙な
タイミングと位置で成り立っているということ。

一度「流れ」が悪い方へ行くとなかなか立て直すのは難しく
そういう時はあまり「流れ」を感じない精神力と言うか
爆発力や意外性を持った選手の方が頼りになるだろうなと思う。
ある意味、空気を読まない選手が必要だということではないか。

一方コンビネーションを取る際の時空間の共有は
一夜漬けでは無理でありメンバー全員が意識を統一しなければ
なかなか成り立たないだろうなとも思う。
こちらは、空気をかなり微細な部分まで共有できる選手が必要だということか。

そうすると2つの矛盾した能力を兼ね備えた選手
つまり「空気は読めるが流れに動じない選手」
「流れは読むけど流されない選手」という
非常に成立させるのが難しい性格あるいはスキルを併せ持った選手が
いい選手ということなのではなかろうか。

そういうスーパープレーヤーになるためには
ある程度の資質とそこに辿り着くためのたくさんの経験が
必要だということなのではないだろうか。
昨日はそういう選手に誰でもなれる訳ではないだろうことが
素人ながら僅かながら実感できた1日だった。


(UPDATE 3532 針谷 和昌)