6.26 YY山本ゆうじ@アメリカチームの強さとカーチキライ

Wリーグ熊本大会で、アメリカチームは全日本に連勝。
これでこのシリーズ対日本戦通算4勝をあげた。サイド
アタッカー、背番号8プリディ(196cm、29歳)
同じく背番号10番サーモン(197cm、30歳)の
2人は攻守共に優れている。特に日本のブロックがクロ
ス(ビーチバレーだとサインは2番)にくるとクロスと
体勢からストレートへ強打する。

「とにかくああいうコースの打ち方がうまい」(越川)
同じポジションの越川もこれがうまいし得意なのだが、
チームに2人入ると攻撃の幅が数段違う。センターの背
番号9番ミラー(204cm、29歳)、背番号12番
ホフ(198cm、34歳)は、リードブロック(セッ
ターのトスを見てからブロック)、コミットブロック(
状況に合わせて勘で飛ぶブロック)がとにかくうまい。
日本のセンター、松本、富松らを完全に封じ込めた。

そしてスーパーエースの背番号13番スタンリー(20
5cm、29歳)の高さと破壊力。また彼のサーブも強
烈で、必ず連続得点につながる。アメリカチームの強さ
はまたディフェンスにある。どの選手も長身ながら足元
に強くレシーブがいい。

これは80年代に一世を風靡したカーチキライらの時代
から続く伝統だ。相手のトスを見てブロックにつくリー
ドブロック。レシーバー以外にエースもレシーブする2
人制レシーブ、キライの移動攻撃、ティモンズのバック
アタックと、80年代にアメリカチームは現在のバレー
の特徴であるコンビネーションを確立した。

忘れてはいけないのはアメリカチームが手本としたのは
いわずと知れた70年代日本バレーだ。速攻A,Bなど
サイド以外からの攻撃の幅を広げたコンビネーションの
ベースを作った。今もビーチバレーで現役のキライのル
ーツはここにあり、そのオールラウンドのプレイはほぼ
この年代で確立されたといっていい。

インドアもビーチも好きな僕はいろいろな思いを抱きな
がらDJをした。試合を見ていて相手のサーブや、チャ
ンスボールの際に、レシーブできない選手は出来そうな
選手に”YOU”とコールする。これはビーチではおな
じみのコールだが、インドアでもアメリカはこれが徹底
している。日本は上下の差を気にしてかこのストレート
なコールがなかなか出ない。今全日本に必要なのはこの
コール、つまり先輩後輩の遠慮をなくしたボーダーレス
な指示と僕は思った。

しかしアメリカに敗れたとはいえ、日本は食らいついて
いる。今年のWCUPには絶対にリベンジを果たすはず
だ。

バレーボールは空中の舞。相手からのボール(爆弾)を
いかに排除するかの”排球”のファンタジックさ。ビー
チはさらに加えて自然と暑さとのデスマッチ。どちらも
面白いなあ、、、本当に。

PS,全日本センターの松本選手はビーチバレーに大変
興味を持っていて、平塚で練習もしている。近いうちに
ビーチのニューカマーとなるかも!?


(sportsDJ山本ゆうじ #31)