|
5.25 YY山本ゆうじ@宮崎大会を終えて |
27から29日まで、都城霧島ファクトリーで行われたビーチバレーの公式戦は女 子は佐伯・楠原、男子は朝日・白鳥が優勝した! 「あ〜、長かった」というように 特に佐伯は04年の宮崎大会以来約4年ぶりの優勝だ。(自身ツアー17回目)佐伯 は今年2回泣いた。第1戦愛知での決勝で田中・小泉から1セット先取しながらの逆 転負けの時。そして今回のリベンジの時。シドニーオリンピックのあと、産休でワー ルドのポイントを失い、04年以降思うように勝ち星が得られずに様々な思いがあっ たことだろう。本当におめでとうと言わせてください。 決勝の相手は田中・小泉。 第1セットから佐伯、楠原がパワー前回のスパイクを連発。終盤19−17と逆転さ れるも22−20でまず1セット先取。先の愛知大会ではここから田中ペアの逆襲に あうが16−11と大きくリードを奪い21−12という大差で2セット連取で優 勝。「今年はシドニー以来充実したトレーニングが出来た。特に低い姿勢でレシーブ する、そこからの一連の流れを再練習したんです」(佐伯)レシーブの動きはもちろ んだが、アタックの際のスイングの早さ、またコースの鋭さは、00年のシド ニーオリンピックを思わせる素晴らしさ。また楠原のクロス、ストレートの威力も十 分で完勝だった。第2セットの10点目で楠原が吠える!(珍しい!!!)、ややス パイクのタイミングが悪かった16点目に左手でショット(佐伯は右利き)を放ち決 めたそのテクニック(ただ返すだけではなくボールをしっかりヒット!)など、二人 のパフォーマンスは最高だった。前回大会好調の駒田・藤原も準決勝で21−12. 21−13と寄せつけない。「本当に強いです」と、元気な駒田もしょんぼり、、、。 その準決勝もう一試合の浅尾・に西堀は田中・小泉から第2セット21− 19だっただけに惜しい。しかしこのペアは人気だけではなくプレイも着々と伸びて いる。サイドから早いスイングでクロスを打つ佐伯と、ストレートの強打を放つ楠原 とのコンビネーションは現在のトップの女子の試合の勝ち方を教えてくれるように思 える。ショットではなく最初から強打、強打の強気を見せ、緩い、またコースを突い たショット。この決勝の2チームの試合内容はそのまま世界を見ている戦いぶりでオ リンピック出場へ向け強烈なライバル同士であることを改めて感じた。 一方、男子決勝は朝日・白鳥対森川・山本の対戦。第1セットは21−19と森川・ 山本は惜しかった。山本が朝日を止め、森川もワンハンドブロックで朝日を止めるなど昨 年のお台場大会で見せた強さが感じられた。しかし第2セット立ち上がりの朝日が3 本のブロックを決め流れをつかむと白鳥のサーブでの揺さぶりもあり21−12の2 セット連取で優勝。実に5大会連続優勝となった。白鳥のレシーブはさらに磨きをか けスーパープレイの連続だったが、朝日のスパイクがより広角になった。「同じコー スばかりでは僕の高さでも、つかまります。この広角をいま極めてます」(朝日)前 述の女子も含め、とにかく攻撃の幅が今ビーチのトレンドだろう。特にストレートは 以前のショットの多様から(バレー経験者ならすでにお分かりだが広い選択肢がある クロスよりもストレートはコースが狭まるピンポイント。そこに強打を打ち相手にク ロス打ちとの判断の迷いをより誘う)強打が多くなってきた。この朝日の広角打法で 望むワールドツアーは大いに期待が持てそうだ。 渡辺・西村は準決勝第2セットで朝日・白鳥に21−19で惜敗。惜しくも3位だっ たが、渡辺のブロックと平行トス、そして西村の早い攻撃は素晴らしい。次回に期待 したい。 3位となった高尾・仲矢は前日の本選で朝日・白鳥から何と1セットをゲット!感< ゲット!極まってコート上で男泣きしたそうだ。最終日準決勝で第2セット森川・山本 相手に21−17と健闘。高尾は前回に続き7年ぶりに本選出場、見事に3位となり、 その高いバレーセンスを見せた。仲矢のブロックもドンドン良くなっている。ジャパン が楽しみだ。 (SPORT DJ 山本ゆうじ#30) |