5.29 UPDATE ◆レオンふたたび





レオンである。
シドニー五輪前は“日本女子史上最強チーム”佐伯/高橋の
コーチをしていた。

同時にブラジルの男子チームや
レオンの教えを乞いにリオへやってくる
オーストリア男子だったり
確かカナダ(だったかな)の女子だったり
短期的に修業に来る選手たちも教えていた。
僕は当時リオでも湘南でもシドニーでもかなり密着して
レオンのコーチ振りを拝見させてもらった。

あれから7年、現在のウインズとの契約は
“専任”コーチだそうで
他のチームはいっさい見ていないと
レオン本人が言っていた。

久々に宮崎で話したが
(それこそシドニー五輪会場以来)
レオンは随分英語が上手くなっていた。
なんて僕が人の英語を上手い下手だという資格はないのだが
とにかく「あれ?こんなに英語話したっけ?」と
今回最初に会話して思った。

東京大会では船山さん親娘がレオンに会いに来た。
お父さんは元女子インドア全日本監督、
この人が日本にレオンを紹介し
ポルトガル語に堪能な娘のアキヨさんが
佐伯/高橋チームの通訳を担当した。

船山さん、アキヨさん、そしてもちろん
選手たちが所属する企業やスポンサーを筆頭に
あの頃は佐伯/高橋を応援するパワーが1つになって
五輪でのメダルを目指していた。
そんな思い出をアキヨさんと東京大会後にメールで交換していて
当時の“熱”を思い出して目頭が熱くなった。

史上最強チームとそれを取り巻く環境にあれだけの
“熱”があっても4位、いや、あったから4位、か。

レオンという環境を整えた西村/渡辺、浦田/鈴木。
レオンを含めた“熱”を体験している唯一の選手・佐伯、と楠原。
他のトップチームもそれぞれ環境を作り、熱を作ろうとしている。
それぞれのチームの環境整備と発熱の仕方を見守っていきたいし、
可能ならば少しでもお手伝いして力になりたい。
シドニー前の熱を、僕自身が思い出してきた。


(UPDATE 3375 針谷 和昌)


※写真はレオン/浦田と試合後のミーティングの様子