8.13 UPDATE ◆誰が勝つかわからない-2

日本で最も歴史があり伝統を誇る大会が
「ビーチバレージャパン」(BVJ)だとすれば
アメリカ版BVJは「ビーチバレーのウィンブルドン大会」と言われている
「マンハッタンビーチ・オープン」。

しばらく欠場していたカーチ・キライが復帰して
果たしてどこまでやれるか?ということで注目を集め
AVPホームページでも結果を4段階に分けてアンケート投票を行っている。

 Win the tournament(優勝)
 Make the final four(ベスト4)
 Finish in the top 10(ベスト10)
 Finish out of the top 10(それ以下)

僕も投票してみたが(既に結果が分かってるのでベスト10に投票=
ズル、というよりまだ投票できるのが変というかアバウトですね)
その時点での全体投票結果がパーセンテージで表示された。

 Finish in the top 10  :53%
 Make the final four   :23.2%
 Finish out of the top 10 :13.4%
 Win the tournament  :10.4%

結果が出ても投票できるシステムのせいもあるのかも知れないが
半分以上の人が正解、でも優勝を予想した(願った)人たちも1割以上、
ベスト4まで入れると3割以上いるのだから、キライへの期待度の大きさがわかる。

ちょうどアメリカ時間の今日が最終日のこの大会はキライにとっての復帰戦。
今シーズン当初から組んでいるラリー・ウィットとのチームで出場、
シード順とまったく同じ7位になった足取りをみると.....

 W1: d. Chris Magill/Brian Corso 21-18, 21-14 (0:52)
 W2: l. Brent Doble/Ryan Mariano 18-21, 17-21 (0:55)
 C2: d. Adam Roberts/Jeff Carlucci 21-19, 22-20 (0:54)
 C3: d. Dain Blanton/Matt Prosser 21-18, 21-11 (0:46)
 C4: d. Jake Gibb/Sean Rosenthal 14-21, 23-21, 15-12 (1:07)
 C5: l. Matt Fuerbringer/Casey Jennings 16-21, 15-21 (0:44)

Wはウイナーズブラケット、Cは敗者復活ブラケット、dは勝ち、lは負け。
勝者ブラケット2回戦でドーブル/マリアノに0-2で負けて
その後敗者復活戦に3連勝したが、最後フューブリンガー/ジェニングスに敗れて7位。

パートナーのウィットに関しては、僕にとって名前はそれなりに聞いているが
よく知らない選手の1人でもあったのでちょっと調べてみた。


◆ラリー・ウィット

79年7月13日生まれの27歳、カリフォルニア州Santa Ynezに生まれ
現在も在住。身長6フィート6インチ(キライは6フィート2インチ)、スタンフォ
ード大学卒、AVPでは過去2回優勝。コーチはマイク・ドッド。

98年AVPデビュー(1大会出場、翌99年も1大会)、00年11大会出場(最
高位2位)、01年に兄弟のアンディと組む(4大会出場、最高位5位)、02年は
出場せず、03年からローゼンタールと組んでベルマーオープンで初優勝(全9大会
出場、以降AVPの常連に)、04年にも優勝1、05年は最高位2位、今年からカ
ーチ・キライと組む(6月のシーサイドヘイツ、7月のアトランタ、バーミンガム・
フーヴァー、シカゴの4大会はケヴィン・ウォンと組み、今回のマンハッタンビーチ
・オープンから再びキライとのチーム復活)。

FIVBでは00〜04年のうちの4シーズン(02年不出場)で7大会(うち00
年1大会はサテライト)に出場、最高位は00年サテライトでの3位。


ということで、まだまだ伸びそうなスパイカー&ブロッカーの中堅選手。
キライとのコンビでどれだけ長所に磨きをかけられるかに彼の将来がかかっているし
キライの優勝回数が上積みされるかどうかは、彼の成長にかかっている。

マンハッタンビーチ・オープンの方は7位まで決まって
優勝の可能性が残るのは6チーム。
メデル/ソウザが番狂わせで上がってきたチーム。
7位以下にはギブ/ローゼンタール(9位)、
ウォン(9位)、ブラントン(13位)、フォノイモアナ(13位)など
思ったより早く負けてしまった選手たちの名前もある。

今年の「マンハッタンビーチ・オープン」もまた
何処が勝つかわからない。


◆Men's AVP $250,000 Manhattan Beach Open presented by Bud Light
 August 10-13, 2006(チーム名の前の数字は順位、後の数字はシード順)

Mike Lambert Stein Metzger 1
Phil Dalhausser Todd Rogers 2
Matt Fuerbringer Casey Jennings 3
Dax Holdren Sean Scott 4
John Hyden Jeff Nygaard 6
Anthony Medel Fred Souza 13
7 Karch Kiraly Larry Witt 7
7 Hans Stolfus Aaron Wachtfogel 9
9 Jake Gibb Sean Rosenthal 5
9 Nick Lucena Sean Rooney 8
9 Brent Doble Ryan Mariano 10
9 Ty Loomis Kevin Wong 14
13 Brad Keenan John Mayer 11
13 Canyon Ceman Matt Olson 12
13 Albert Hannemann Scott Wong 16
13 Dain Blanton Matt Prosser 17
17 Eric Fonoimoana George Roumain 15


(UPDATE 3169 針谷 和昌)