1.27 YY山本ゆうじ@シネマチェック

山本ゆうじのシネマチェック
採点☆☆☆(5つが満点)

「ロング・エンゲージメント」

監督:ジャン=ピエール・ジュネ
主演:オドレイ・トトゥ

3年前に大ヒットした映画「アメリ」の監督、主演コンビが放つ最新作。
第一次大戦下のフランスで、戦死の知らせを受けた恋人が、真実を知る
べく彼の捜索をしていく内容で、全体的にミステリックな作品になって
いる。当時の証人からの情報を受けて自らその謎解きをしていく姿が面
白く最期まで飽きさせない。オドレイは「アメリ」同様にすばらしい演
技を見せ、セピアトーンの映像に見事にマッチ!音楽は「ツイン・ピー
クス」のアンジェラ・バダラメンティ。恋人同士のカップルにお勧め!


“NHK問題に対して”

昨日NHKの海老沢会長の辞任発表で、ようやく進展を見せた感のある
一連のNHK問題。しかしまだまだ問題は山済みだろう。受信料の不払
い現象に関して言えば、いっそもうペーパービューのように、見たい人
だけ払うような時期に来てるんではないか?

僕が子供の頃の家では、朝のニュース、連ドラから始まって、夜7時の
ニュースまでほとんどがNHKだった。だから「ウルトラマン」など7
時に放映される子供番組を見るには必死だった思い出がある。つまりニ
ュースや報道が、大人から絶対的な信頼を受けていたわけだ。

たまに放映される野球中継などもCMがないので球場の臨場感が伝わっ
たし、試合が決まるまで放送するスタイルが好きだった(これは現在で
も同じ)。大河ドラマなどのいわゆる歴史物も同様。22歳のときにN
HKの大河ドラマ「獅子の時代」の出演を果たしたときの、親の喜びよ
うといったらなかった。受信料を払うというということはそれだけ視聴
者の明確な数字がわかる。それだけNHKに出演するということは名誉
なことだったのだ。民放と一線を画した権威があった。

いまでは何とか若者の視聴率を取ろうと民放的な番組作りも目立ってい
るが、そんなことをせずに、大人向けの番組を増やすべきだし、また、
マイナーなスポーツの中継や紹介をしたりと、独自のカラーをもっと出
すべきだろう。スポンサーに影響されないメリットがあるのだから、民
放のやってない番組に専念しない限り、不払い運動はまだまだ続く気が
する。一度「払わなくてもいい」ということを経験した視聴者たちの意
識を再び戻すには、相当の時間がかかるだろう。今後のNHKの動向に
注目したい。


(SPORT DJ 山本ゆうじ#9)