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5.9 YY山本ゆうじ@改めて大好きになった!#2 |
ますますBVが好きになった(PART2) お台場ファイテンジャパンツアー初戦を優勝で飾った朝日・渡辺ペア。そのニューペ ア誕生のきっかけとなったのは、昨年10月に渡辺から声をかけたのがきっかけだっ た。これまで瀬戸山、高尾、そして白鳥とペアを変えてきた渡辺だがいずれのペアと も世界を回っている凄い選手だ。しかしそうした経験を積み重ね上位に上がれば上が るほどそこにはまた大きな壁が立ちはだかる。「昨年ワールドツアー(以下、WT)で 2度1桁に入ったんです。メインドロー(本戦)も当たり前になってきました。しか し、さらに上位になると僕のブロックの上からスパイクを打たれるんですよ。これが ショックなんですね。こんなんじゃもっと上にはいけないんじゃないか?オリンピッ クに行けないんじゃないか?常に不安を感じていたんです」(渡辺) 事実彼はアテネオリンピック出場が余儀なくされた夏以降、引退も考えていた。しば らくBVを忘れようとしていたときに、思い切って朝日にその思いを打ち明けてみたの は10月。海には北の風の気配が感じられる初秋のことだった。「朝日は返事は待っ てくれ、といって即答は避けた」。渡辺の中でもすぐには返事は来ないと踏んでいた。 悶々とする気持ちの中、。平塚での練習が始まる。「よしやろう、俺も同感だよ」そ う朝日が言ってきたのは11月の半ばだった。「うれしかったですね、何か一筋の明 かりが見えたような、うん、うれしかったですね」 しかし、ペア誕生の前には伏線がある。朝日がBVに転向しWTの初戦ドイツで二人はそ れぞれの試合後にカフェで3時間も話した。お互い春高で対戦した同士の同級生。そ の後別の人生を歩んではいたが思わぬ再会に話は弾んだ。「バレー、BV,高校時代の こと、とにかくよくしゃべりましたね。彼はひどいのは僕の高校は覚えているけど僕 のプレイは覚えてないって言うんですよ、失礼ですよね(笑い)なんか彼のそうした 性格が気に入ってましたね」。そしてその高さも意識してました」(渡辺)渡辺に言 わせればこのとき3時間も話さなければ、いまだにお互い呼び合うときに敬語のまま だったろうと述懐する。人が友達になるきっかけは実にユニークだ。 お台場で優勝を決めた夜、朝日・渡辺は二人だけで祝杯を上げた。朝日は決勝戦の最 中に「ナベ!絶対勝つぞ、勝つぞ!」と常に声を出していた。集中すると黙ってしま う渡辺に食事の際に朝日が渡辺に聞いてきた。「ナベ、具合悪かったの?怒ってたの ?」 「彼はブロック決めると上を向くんですよ。なぜってその夜聞いたら、空を見たいん だよって(笑い)面白いやつですよね?朝日って奴は、、。」(渡辺) プレイに関して考え過ぎてしまうという渡辺と、天真爛漫な朝日とのコンビはまさに 運命的なものを僕は感じる。 大きな少年よ、世界でもっともっと大暴れしてこいよ! (SPORT DJ 山本ゆうじ#13) |