5.25 UPDATE ◆パワフルBVを生んだルール変更

ドカーン、バコン、ズコン、バシッ!
ザザッ、ズバッ、ババッ、バチン、ズドーン....。
大袈裟ではなく男子のコートサイドにいると
迫力あるパワープレーの応酬で
こんな音が次々と聞こえて来る。

パワフルビーチバレー。
渾身のスパイクに大きなジャンプとブロックで応じる
男子のネット際の攻防、力勝負は
いまのビーチバレーの最大の魅力だ。

思えば5年前、ルールを改訂して
・コートサイズを9×18mから8×16mにする
・ラリーポイントにする
という試案が発表された時
絶対反対の意見を僕は何度かこの欄に書いた。

反対のいちばんの理由は
コート縮小は騙し合いや技術の要素が少なくなり
大きさや力にまかせたビーチバレーになること
(そしてそれは日本にとても不利なこと)
ラリポンは手に汗握る大逆転等の流れができにくい
というところにあった。

結果ラリポンは試合時間が読めるという利点もあるが
時間が経過すれば勝負が決まるということになり
試合が淡白になったのは否めない。

一方コート縮小はパワフルビーチバレーを導き出し
ビーチバレーの新たなみどころを引っ張り出した。
はっきり言ってルール改訂大正解。
改訂者たちの先見の明に脱帽。
これからはルール改訂と言わずルール改正と言うことにする。


(UPDATE 2844 針谷 和昌)