4/19 YY山本ゆうじ@ロッテバレンタイン監督とビーチ高尾監督 2人のカリスマ

千葉ロッテマリーンズのオフィシャルDJとして
5年目を迎えた今年
僕はとても嬉しい。
なぜならボビー・バレンタイン監督を迎え
チームは大きく変わったからだ。

もちろん戦力的にも韓国のスラッガー イー・スンヨク、
大リーガーのベニーたちを獲得し戦力が整ったこともある。

しかし何よりボビーに存在感なのだ。
この人、何せチームが負けても選手の悪口を言わない。
常に明日、明日と選手に気持ちの切り替えを促す。
それと監督のコメントが翌日のスポーツ紙に
変に歪めらて掲載される琴を憂いているからなのだ。

さすがにメッツ、テキサス・レンジャーズ等
メジャー球団での監督経験からなのか
マスコミのあしらいもその影響力もようく心得ている。
今年のロッテの試合前のベンチを見ると
そこには笑いが絶えない。
本当にリラックスした雰囲気に溢れている。
試合前はジョークを言い試合中は激を飛ばす。
その”KICK&SMILE"が見事なのだ。

スポーツはいろいろあるけど
監督によってこんなにチームと言うのは変わるものなのか。
開幕の西武戦を5-3で破った試合はそれを象徴していた。
当たり前だが補強によりクリーン・アップが固定し
それぞれの役割をはっきりさせる。
もともと投手はいい方なので
これにボビーの存在感が加われば正に鬼に金棒なわけだ。

話はビーチになるが先日、
ワールドツアーで見事9位に入った白鳥・渡辺を平塚に訪ねた。
彼らは先の南アフリカツアーで
あの金メダリストのブラントン(USA)を見事に破ったのだ。
その時のことを聞いてみると

「自分達のバレーが出来た結果です」

と実に冷静なコメントが帰ってきた。

話の最中に特にここが良かったとか、
ドラマがあったとかではなく
それぞれの仕事が出来た結果、と冷静なのだ。
彼らと久しぶりにあって僕は、
ああ、彼らはまた一つ大きくなってきたな、と感じた。

「もうあの経験でUSAもドイツもないんですよ、
 メーンドローに来るチームはみんな同じなんです」(渡辺)

というように、相手がどこだろうと互角の展開になる自信が伺えるのだ。
ただこれには男子監督の高尾のことも触れなければならない。

昨年監督に就任した当初はまだ高尾も意識の中には
選手としてのそれがあった。
しかし2年目の彼はそれでは選手と近すぎて
一定の距離すら、コミュニケーションすら。

そこで彼は自身のウエイトトレーニングもやめ、
お店の経営もやめ、監督に専念したのだ。
そうして監督と選手との関係が確立しつつあった今年、
高尾は渡辺・白鳥と勝利についてとことん話し合ったそうだ。

サーブとかショットも大事だがまずは気持ちなんだ、
1プレイ1プレイごとに自分を奮い立たせる気持ちなんだ、と。
その話し合いは時には言い合いになるほどに熱くなったそうだ。

「しかしそれによって僕らはいまがっちり分かりあえるし、
 だからこそ彼らの9位入賞の際は
 涙が出るくらい嬉しく思えたんです」(高尾)

高尾とボビー。
競技は違えど指揮官によって選手は大きく変わる。
それは技術的なのもそうだけど
何か選手自信の成長や強さを構築するにあたって
非常に大事な存在なのだ。

高尾とボビー、気がつけば共に実績となにより「カリスマ」がある。
当分この2人からは目が離せそうにない。

(SPORT DJ 山本ゆうじ#1)