6/2 UPDATE ◆BOOK GUIDE




「最近なんで本の紹介ないんですか?
 本、読んでないんですか?
 あそこで紹介された本を買って
 読むようにしてるんですけど」

「えーーっ?
 それなら、書いてとか紹介してとか
 メールでもいいから送ってくれよー。
 本の案内って結構個人的なことだから
 反響もないしちょっとここんとこ
 遠慮してたんだけど……」

  以上、とある若手ビーチバリヤーと僕が
ついこないだ交わした会話。

こんな嬉しい感想はぜひホント送ってほしいですよねぇ。

読んでますよ、本はバンバン相変わらず
と言うか前にも勝るペースで。
ここんところ日帰り出張が多いので
往復の飛行機の中で2册、とか。

で、1人でも待ってくれていると思うと
はりきって書いてしまいますが
どんどん読んでいる中でのお薦めは
季節がらメジャーリーグ関連とオリンピック関連、
それともう1册。

先ずメジャーリーグは史上最強打者の1人
テッド・ウィリアムスとその同僚
ボストンレッドソックスの4選手の友情物語

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「鳥には巣、蜘蛛には網、人には友情」
(デヴィッド・ハルバースタム/
 鈴木亜希子 訳/不空社/1,600円+税)
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メジャーリーグでもこの4人の様な
友人関係は珍しいそうで
その物語をピューリッツァー賞作家が書いた。
この本を読んですぐ後
僕は買ったままで読んでない本を
11年目にして本棚から引っぱり出した。

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「男たちの大リーグ」
(デヴィッド・ハルバースタム/
 常盤新平 訳/JICC/2,233円+税)
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同じ著者が書いた同じ時代の
レッドソックスとヤンキースの闘いのドキュメント。
この本はいまもあるとすればどこかの文庫本だろうが
2册併せて読むと当時のメジャーリーグの雰囲気が
より厚みを持って迫って来る。

もう1册は野球映画
「フィールド・オブ・ドリームス」のロケ地が
アイオワにそのまま残っていて
観光名所になっているそうだが
これが単なる観光地でなくて
巡礼者たちが続々やってくる聖地になっているという話。

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「夢の球場の巡礼者たち
 それからの『フィールド・オブ・ドリームス』」
(フレッド・H・マンデル/
 小西敦子 訳/草思社/1,700+税)
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そうとわかっていながら
何度も、ウッ……、と来てしまう逸話が並ぶ。

オリンピック関連ではこの1册。

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「『北島康介』プロジェクト」
(長田渚左/文藝春秋/1,400+税)
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帯どおりなのだが
5人の鬼と北島選手がアテネに挑む物語。
オリンピック関連は以前にも紹介したが
この本と末續慎吾の本が今のところ秀逸。

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「末續慎吾×高野進 栄光への助走」
(折山淑美/集英社be文庫/552+税)
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そして最後にスポーツとは直接は関係ないが
1つ1つの競技や1人1人の選手も
ブランドだと考えながら読んだのが

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「ブランド」
(岡康道×吉田望/宣伝会議/2,800+税)
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われわれはわれわれ自身が考えて判断し
行動しているように思っているが
世の中のブランドの力に随分動かされていることに
この本を読んでいるとじわーっと気がついて来る。

「ブランド氈vも確か1年前くらいに出ているが
あまり内容を覚えていないのでこっちの方が
断然お薦め。

以上、また出張が続くので面白い本に当たったら
いずれご紹介します。


(UPDATE 2564 針谷 和昌)