8/28 UPDATE ◆男女決勝録画観戦雑感

朝起きてはいたのだが旅先でBSが見れない状況だった25、26日。
それゆえ録画してもらった五輪女子決勝戦、男子決勝戦をやっと見た。

女子第1セット、テクニカルタイムアウトのあと
ウォルシュがサーブアウトして13-9。
シェルダのサーブで始まった次のポイントは
「これぞビーチバレー」と言えるレシーブの応酬。
結局ボールは13回も双方のコートを行き来して
最後シェルダがカットショットを決めた。
僕が見た中では今年のベストプレー(ベストラリー)。

同セット19-17としたべアールのアンダーでの
逆クロス奥への2返しも印象に残るプレー。
第2セット17-10としたメイの前へのスーパーレシーブから
起き上がってネット際に見事に決めた逆クロスのカットショットも秀逸。

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

ベンチに戻る時リードしているアメリカは2人で小走りに戻り
ブラジルのシェルダはゆっくりと戻った。
本来はシェルダのスタイルが正統ではないか。

こうやって走って戻るのはシドニー決勝で
アメリカ男子のブラントン/フォノイモアナがやっていて
初めて見た動きに僕は違和感を覚えたが
リードしているペースをそのままキープしたいと言う心理が
行動にそのまま現れた結果ではないだろうかと思う。

気持ちは十分過ぎるほど分かるのだが
勝ってても負けててもゆっくりとベンチに戻る
ブラジルスタイルの方が僕は好きだ。

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

べアールがこんなに笑っている試合を
僕は初めて見た気がする。
シェルダに叱咤されるまでもなく
プレーのひとつひとつを楽しんでいるように
決まった時の笑顔には余裕さえ感じられた。

どちらかと言うとシェルダにあの嫌らしさ
粘り強さが少しなくなった様に思えたが
このチームは同じ準優勝でも前回より更にレベルアップして
今回は優勝してもおかしくない実力チームに
ベアールの成長と共に進化していたと思う。

相手のウォルシュのすべてのプレーが良く
メイの安定感も抜群で
シェルダ/ベアールにとっては相手が悪かった。

優勝が決まった瞬間
メイとウォルシュは抱き合って離れ
抱き合って離れまた抱き合った。
計3度の抱擁。
そしてその後、相手のブラジル2人とも
互いを讃え合っての長い抱擁があった。

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

男子もずっと第1シードのブラジル有利のまま
ヒカルドの強烈なスパイクとブロックとショット
エマヌエルのジャンプサーブが決まって行った。

スペインのエレラもワンハンドブロックを要所で決め
ボスマは切れのいいスパイクをストレートに決めていた。

それにも増してヒカルドの勢いが止まらず
またそれをエマヌエルが確実に支えていた。
4年前のシドニーで惜しくも準優勝だったヒカルドだが
ひとまわりもふたまわりも大きく、大人になった気がする。

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

女子、男子を見ていると
やはり女子の方がラリーが続き
男子はサービスエースも多くてラリーは短い。
これはテニスと同じ現象で
草プレーヤーにとっては
男子はパワフル過ぎてケタ違いという感じで
女子の方が見ていて参考になる部分が多い。

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

ウォルシュ以外は決勝に出た男女7人とも
透明なレンズも含めて皆サングラスをしていた。
サングラスをしていない素のウォルシュが
いちばん魅力的に見えたのは、
そして黒より透明なものをしている選手たちに
よりシンパシーを感じたのは
僕だけだろうか?

新しい画期的なサングラス
日中の太陽の下でも黒いサングラスと同じ効果を発揮する
透明なサングラスが開発されたら
ビーチバレーはもっともっと魅力的なスポーツになると思う。
五輪初のナイトゲームを見て
ピンと来たメーカーの方が
世界の何処かにいないだろうか。


(UPDATE 2686 針谷 和昌)